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日本三大花火大会
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●大曲の花火
日本全国いたるところで開催されている花火大会ですが、日本三大花火大会と呼ばれる大会があるのを御存知ですか?
まず、秋田県大仙市でおこなわれる全国花火競技大会。これは「大曲の花火」ともいわれています。明治43年に諏訪神社の祭典の余興として花火を打ち上げたのがはじまりです。その後、第2次世界大戦中の休止期間をのぞいて、現在でも毎年おこなわれています。競技大会としては2006年度で80回目を迎えました。会場となる大曲橋と姫神橋の間の河川敷運動公園は広さも十分なので迫力満点。30業者という枠を設け、昼花火からはじまる三部門で花火師たちが腕を競います。
打ち上げられる花火の総数は約15000発。最優秀賞には内閣総理大臣賞が与えられます。また、有料観覧席も設置され、ゆったりと花火を見ることもできます。花火師たちが自らの手で打ち上げる花火の数々。2006年度は、なんと75万人もの観客が訪れ、大盛況でした。「大曲の花火」は、その規模も内容も、日本最大級の花火大会のひとつといえます。
●土浦全国花火競技大会●
盛大におこなわれる花火競技大会として大曲の花火と名を連ねるのが、茨城県土浦市でおこなわれる土浦全国花火競技大会です。大曲の花火との大きな違いは、参加花火業者を枠で制限しないこと。ほぼ自由参加となっているため、60業者ほどの花火師たちが自慢の花火を手に参加します。
競技は音楽のリズムにあわせて打ち上げられるスターマイン、迫力の10号玉、創造花火の三部構成。三部のうちのどちらかひとつにのみ参加することも可能です。全ての花火をあわせると、その数は約20000発。創造花火部門ではその年の人気キャラクターをかたどった花火なども打ち上げられます。また、全ての花火には玉名といわれる作品名のようなものをつけなくてはなりません。三部門とも、玉名と作品との釣り合いも採点対象とされているので、玉名と花火を比べながら見るのもまた楽しめるのではないでしょうか。
会場では手拭いや土浦花火写真集などのグッズも販売されています。自分の思い出として購入するのはもちろん、花火写真集などは誰かにお土産で買っていっても喜ばれるはずです。秋口におこなわれるため、夏を中心とした花火大会の最後の締めくくりともいえる大会で、翌年に使われる新作の花火をいち早く見ることができる大会としても注目されています。
●長岡まつり大花火大会●
日本三大花火大会のなかで、唯一競技花火大会ではないのが新潟県の長岡まつり大花火大会。もともとは江戸時代からあるものだといわれています。戦時中に休止したものの、戦後8月1日の空襲で亡くなった人への慰霊と平和祈願のために長岡まつりとして復活しました。日本一の大河、信濃川がその会場となっています。
2日間にわたって開催され、打ち上げられる花火は計2万発。尺玉とも呼ばれる10号玉の花火の100連発など、客席の感動の声は止むことがありません。また、2005年に中越大震災が起きたことから、2005年、2006年は震災復興祈願のためのフェニックス花火が打ち上げられました。このフェニックス花火は、大地震によって被災してしまった人たちへの支援と励ましの意味がこめられています。市民から集められた寄付金によって打ち上げられます。
長岡まつり大花火大会の観衆のなかには、実際に被災した人もそうでない人もいましたが、大きく羽ばたく不死鳥・フェニックスを見上げ、たくさんの人が涙を流しました。多くの空襲被害を受けた方を励まし続けた長岡まつり花火大会、現在ではたくさんの震災被災者を励ますものとなっているに違いないでしょう。
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